スイスブランドの腕時計を見ると、”SWISS MADE”と記載のあるものをよく見かけると思います。
このSWISS MADEの表示ですが、単にスイスで作られたというだけでなく、厳格な基準があるものなのです。
そこで今回は意外と知らないSWISS MADEの本質について見ていこうと思います。
本物の保証
腕時計といえばスイス！と考えるかたも多いでしょう。
数々の基準をクリアした時計のみが、このSWISS MADEを名乗ることができます。
SWISS MADEの定義
SWISS MADE表示の厳格化については、1971年に制定されたSwissness（スイス法令）に始まります。
主な基準は以下のようなものになります。
- スイス製のムーブメント*を搭載していること
- 製造者がスイス国内でケーシング（ムーブメントや文字盤をケースに封入する作業）を行っていること
- 製造者によって、スイス国内で最終検査が行われていること
スイス製ムーブメントとは？
製造コストに占める60%以上の割合で、スイス製のパーツが使用されていること
←NEW（50%→60%へ厳格化）…2017法改正
上記のように、直近では2017年に法改正があるため、その腕時計が製造された年代によって、SWISS MADE表記の意味するものは変わっきます。
そのほか、より詳しい内容については、以下に記載ありです。
もちろん、スイス以外にも高品質な腕時計を作っているブランドがたくさんあります。
いま気になっている時計について、どんな基準をクリアしているのか、機能面や品質管理について調べてみるのも面白そうですね。